山形の公立高校の合否は、調査書の評定(以下、内申点)と学力検査(入学試験)の点数を合わせて判定されます。
その比率は東地区(山形市など)では、3:7、西、南、北の各地区では、4:6、5:5が主流になっています。
しかし、東地区の中にも、山形工業や寒河江工業は5:5、山形南は4:6など、内申点の比率が高い学校もあり、他の地区とのバランスを考えると今後、この傾向は他の学校にも波及する可能性があります。(あくまでも可能性です。)
つまり、中学での定期テストやワークの提出などの評価が、合否判定に大きく影響することになり、日常の学習に対する取り組みが今まで以上に重視されることになります。
その一方、今の中学生の生活環境は、部活動や外部クラブのスポーツ活動が中心です。
また部活動の中には、「夜錬」と呼ばれ保護者さんが直接指導するものもあり、保護者さん同士のお付き合いから、勉強したくてもできないようなケースもあるそうです。
このような背景から、また公立高校の入学定員が削減される方向である事も考えると、今の小学生が高校受験を迎えるころ、極めて厳しい競争になることが予想されますので、小学生の今のうちから、毎日少しでも勉強する習慣を身につけましょう。
まだコメントはありません。