分数×分数や小数×小数の計算問題はできるのに、それを利用した文章題を解くのが苦手なA君。
文章も理解でき、計算問題もできる。それなのに、文章題になると固まってしまい、今までできていた事も全くわからなくなってしまいます。
なんとかこの状況から脱出するため、1mの紙を10等分、100等分に切ったもの(写真)を用意し、分数と小数の概念や考え方について、徹底的に学習中です。
もちろん、紙を切る作業もA君自身にやってもらいましたが、分数や小数の意味を考えながら作業をする事で、10分の1や、2分の1などの捉え方を理解していただきました。
分数や小数の考え方は、小学5年で学習する百分率(割合)の大前提になるものです。また百分率(割合)は中学で学習する方程式にも、大きく影響します。つまり、分数や小数の概念を理解する事は、極めて重要です。ココラでは、計算問題を機械的に解かせるだけではなく、その理論やなぜ、そういう計算式になるのかなどを、常に考えながら学習に取り組んでいます。
A君には今後、この紙をツールにして、いろいろな文章題にチャレンジしてもらう計画です。そして、夏休みには、いよいよ百分率(割合)の学習に入り、一気にライバルに差をつけていきます。
A君、君なら大丈夫だ。ココラスピリットで乗り越えていこう!
塾長鈴木 (水曜日, 13 5月 2015 14:47)
さすが、ココラスピリット!
実際手を動かしてみて初めて自分のものになるというのは
すべてにおいて基本ですね。丸暗記は意味がないですよね
ちょっとした背景やつながりを理解しておけば、忘れにくくなるし
分数はまさに1つのものをみんなで分配するという考えが基本となるので、とても素晴らしいと思います!
ココラ (木曜日, 14 5月 2015 13:24)
塾長鈴木さん、コメントありがとうございます。
手を動かす作業や目で捉える物、システムから流れる先生の声など、視覚をフル活動して学習することは、覚え易くなると思います。他の単元や強化でもやってみようと思います。